初期メンバー。
東京マルイ、コルトパイソン.357マグナム、6インチ、ガスリボルバー。
リボルバーのパイオニアであるアメリカのコルト社から、1955年に大型リボルバー・パイソン.357マグナムが誕生しました。当時もっとも強力とされていた.357マグナム弾が開発されて以来、コルト社以外からもこの弾に対応するリボルバーが登場していましたが、その中でもひときわパイソンが注目を集めたのは、それまでのリボルバーにはない特徴的なフォルムと仕上がりの美しさによるところが大きいでしょう。
大口径の弾を発射した時の反動をおさえて命中精度を高める工夫をスタイルに取り入れたことで、力強さや迫力とともに美しさも感じさせるデザインとなっています。さらに初期のパイソンはコルト社が誇る名工の手で1つずつていねいな調整と仕上げが行われていました。品質も価格も最上級であるパイソンは「リボルバーのロールス・ロイス」とまで評価され、結果的に.357マグナム・リボルバーの市場はパイソンの一人勝ちといえるほど、現在でも絶大な人気を誇る名銃となっています。